「She makes me do things I don't want to do...」

もうすぐ来日する「Macca」ことSir Paul McCartney
またしてもチケット100,000円で武道館ライヴをやっちゃうようだが、
まぁ、見に行ける人たちは、せいぜい楽しんできてくださいね~♪
という感じか。

先日は1989年の作品、「Flowers in the Dirt」も
Special Editionで再リリースされたばかりだ。
このアルバム、当時はよく聴いてたよなぁ。
例の成田空港でパクられちゃった事件があったりして、
「久しぶりにWorld Tourに出るぞ~♪」っていうんで、
ご本人としても、かなり気合の入った一枚だったし、
実際にクオリティはとても高かった。
1990年の来日公演でも、ここでの新曲を
かなり取り上げていたしね。
(...お客さんのウケはいまいちであったが。)

...で、その後ほとんど聴かなくなってしまったんだよねぇ。
今回のリリースも早速ストリーミングでチェックしたんだけど、
それはやはりElvis Costelloとの未発表デモ音源が目当てで、
久々に聴く本編(?)のdisc oneにはさほど思い入れもなかったし。

幾つか興味深い関連記事をネットで見つけて、
読んでいるうちに「はは~ん」と思い当たったのは、
このアルバムでは複数のプロデューサーを起用していたこと。
個々の楽曲の出来栄えは決して悪くないのに、
一枚のアルバムとして聴くと、なんとなく散漫に感じてしまうのは、
そのせいなんだな、きっと。

例えば、Trevor Hornが参加した「Rough Ride」なんて
ファンキーなグルーヴ感があって、かなり好きな曲だけど、
他の収録曲とは音の質感があまりにも異なっていて、
浮いてしまうというのか、「不協和音」っぽい印象が残ってしまう。
で、(皮肉なことに)一番良い仕事をしていたのは、
「Put It There」で控えめなストリングスのアレンジを担当した
Sir George Martinだったりするんだな、これが。

リリース当時、大いに話題となったCostelloとの曲作り。
でも、第一弾シングルだった「My Brave Face」なんて
今回発表されたデモ音源の方がずっと良いと思うし、
Costello名義でヒットした「Veronica」とかにしても、
その頃から、あんまり好きじゃなかったなぁ。
むしろ、「Don't Be Careless Love」とか、
「That Day Is Done」の方が気に入ってた。
モチロン、このねじくれたデュエット曲も...

*今日の一曲:
 『You Want Her Too
 by Paul McCartney & Elvis Costello (1989)

 She makes me go so wrong
 (Yeah, you kept me awake, you know you did)
 I've loved her oh-so long
 (So why don't you come right out and say it, stupid?)

 She makes me do things I don't want to do
 I don't know why I should be telling you
 I know that you want her too

まぁ、単に自分がひねくれてるだけなのかもしれないが、
この「Flowers in the Dirt」よりも、その前作だった
「Press to Play」の方がずーっと好きなんだよねぇ。
...全然売れなかったらしいけどさ。
プロデューサーが、あのHugh Padghamだったし、
かなり実験的なことをやっていたけれど、
いかにもPaulさんらしい正統派のポップ感覚と
メロディーラインがあちこちにちりばめられてたし。
「Only Love Remains」なんて、名曲だよ。


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